cosnavi.jp |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
外国語編 |
第2章 外国語科の目標及び内容 |
第2節 英語 |
2 内容 〔第5学年及び第6学年〕 |
(3) 言語活動及び言語の働きに関する事項 |
A 言語の働きに関する事項 |
ア 言語の使用場面の例 |
(ア) 児童の身近な暮らしに関わる場面 |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
(ア) 児童の身近な暮らしに関わる場面 ・ 家庭での生活 ・ 学校での学習や活動 ・ 地域の行事 など |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
以下にそれぞれの場面における特有の表現例を示す。 -------------------------------- ・ 家庭での生活 例1 例2 -------------------------------- ・ 学校での学習や活動 例1 例2 -------------------------------- ・ 地域の行事 例1 例2 -------------------------------- 上記の場面を設定して言語活動を行う際には,表現の文構造などを指導することなどはせず,児童に示された場面で活用する表現の音声を意識させ,コミュニケーションを通して表現の意味や働きを体験的に理解させていく指導が大切である。 -------------------------------- これにより,中学校段階で具体的に文の構造を生徒に指導したりする際に,比較的抵抗なく理解を促し,より活用できるようにすることが期待できると思われる。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
(イ) 特有の表現がよく使われる場面 |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
(イ) 特有の表現がよく使われる場面 ・ 挨拶 ・ 自己紹介 ・ 買物 ・ 食事 ・ 道案内 ・ 旅行 など |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
以下にそれぞれの場面における特有の表現例を示す。 -------------------------------- ・ 挨拶 例1 例2 -------------------------------- ・ 自己紹介 例1 例2 -------------------------------- ・ 買物 例1 例2 -------------------------------- ・ 食事 例1 例2 -------------------------------- ・道案内 例1 例2 -------------------------------- 上記に示す表現を扱う際には,まず,身近な町や地域での場面設定を工夫し,場面を意識させながら特有の表現を聞いたり話したりする言語活動を,繰り返し行わせることが大切となる。 このような活動を行うことで,生活の中で出会う言語の使用場面を児童自ら適切に判断し,場面に合った表現の音声が想起できるようになることが期待できる。 -------------------------------- 次に音声を重視した活動で十分慣れさせた上で,単元の学習課題解決に向けて,特有の表現を読んだり書いたりする活動を通して慣れ親しませていくことが大切である。 -------------------------------- このように,聞いたり,話したり,読んだり,書いたりする経験は,児童の記憶に刻まれ,中学校段階で,そのような場面の語句や表現,文構造等を本格的に学習する際に,生徒の深い理解や運用能力につながっていくことが期待できると考えられる。 -------------------------------- したがって,小学校段階では,十分に音声で慣れ親しんだ語句や表現を,細かな段階を踏んで読んだり書いたりして慣れ親しませる活動を通して,児童が「読むこと」や「書くこと」の有用性を感じ,読んでみたい,書いてみたいと思わせるような授業展開の工夫が求められる。 |
関連場所へジャンプ |
→ 小学校外国語編 目次 |
→ 小学校学習指導要領(2017)目次 |
→ 学習指導要領ナビ トップページ |