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中学校 学習指導要領 【解説】 |
理科編 |
第2章 理科の目標及び内容 |
第2節 各分野の目標及び内容 |
[第1分野] |
2 第1分野の内容 |
(2) 身の回りの物質 |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(2) 身の回りの物質 身の回りの物質についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア 身の回りの物質の性質や変化に着目しながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 身の回りの物質について,問題を見いだし見通しをもって観察,実験などを行い,物質の性質や状態変化における規則性を見いだして表現すること。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
小学校では, 第3学年で 第4学年で 第5学年で 第6学年で について学習している。 -------------------------------- ここでは,理科の見方・考え方を働かせ,身の回りの物質についての観察,実験などを行い,物質の性質や溶解,状態変化について理解させるとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けさせ,思考力,判断力,表現力等を育成することが主なねらいである。 その際,物質の水への溶解や状態変化では,粒子のモデルを用いて微視的に事物・現象を捉えさせることが大切である。 -------------------------------- 思考力,判断力,表現力等を育成するに当たっては,身の回りの物質について,問題を見いだし見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,物質の性質や状態変化における規則性を見いだして表現させることが大切である。 その際,レポートの作成や発表を適宜行わせることも大切である。 -------------------------------- また,物質を調べるための実験器具の操作や,実験結果の記録の仕方などの技能を身に付けさせることが大切である。 -------------------------------- ここで扱う物質としては,身近なものをできるだけ取り上げ,物質に対する興味・関心を高めるようにする。 -------------------------------- なお,観察,実験に当たっては,保護眼鏡の着用などによる安全性の確保や,適切な実験器具の使用と操作による事故防止に留意する。 その際,試薬は適切に取り扱い,廃棄物は適切に処理するなど,環境への影響などにも十分配慮する。 |
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