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中学校 学習指導要領 【解説】 |
理科編 |
第2章 理科の目標及び内容 |
第2節 各分野の目標及び内容 |
[第1分野] |
2 第1分野の内容 |
(5) 運動とエネルギー |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(5) 運動とエネルギー 物体の運動とエネルギーについての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア 物体の運動とエネルギーを日常生活や社会と関連付けながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 運動とエネルギーについて,見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,力のつり合い,合成や分解,物体の運動,力学的エネルギーの規則性や関係性を見いだして表現すること。 また,探究の過程を振り返ること。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
小学校では,第5学年で「振り子の運動」について学習している。 -------------------------------- また,中学校では,第1学年の「(1)身近な物理現象」で力の基本的な働きや2力のつり合い,第2学年の「第2分野(4)気象とその変化」で圧力や大気圧について学習している。 -------------------------------- ここでは,理科の見方・考え方を働かせて,物体の運動とエネルギーについての観察,実験などを行い,力,圧力,仕事,エネルギーについて日常生活や社会と関連付けながら理解させるとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けさせ,思考力,判断力,表現力等を育成することが主なねらいである。 -------------------------------- 思考力,判断力,表現力等を育成するに当たっては,運動とエネルギーについて,見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,力のつり合いと合成・分解,物体の運動,力学的エネルギーについての規則性や関係性を見いだし表現するとともに,探究の過程を振り返らせることが大切である。 その際,レポートの作成や発表を適宜行わせることも大切である。 -------------------------------- なお,観察,実験で得られる測定結果を処理する際には,測定値には誤差が必ず含まれていることや,誤差を踏まえた上で規則性を見いださせるよう,表やグラフを活用しながら指導することが大切である。 |
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