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中学校 学習指導要領 【解説】 |
理科編 |
第2章 理科の目標及び内容 |
第2節 各分野の目標及び内容 |
[第1分野] |
2 第1分野の内容 |
(7) 科学技術と人間 |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(7) 科学技術と人間 科学技術と人間との関わりについての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア 日常生活や社会と関連付けながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 日常生活や社会で使われているエネルギーや物質について,見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈するとともに,自然環境の保全と科学技術の利用の在り方について,科学的に考察して判断すること。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
中学校第1分野では,第1学年で「(2)身の回りの物質」,第2学年で「(3)電流とその利用」と「(4)化学変化と原子・分子」,第3学年で「(5)運動とエネルギー」と「(6)化学変化とイオン」など,物質とエネルギーについて学習している。 -------------------------------- ここでは,理科の見方・考え方を働かせて,エネルギーや物質に関する観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,日常生活や社会と関連付けながら,エネルギーや物質についての理解を深め,エネルギー資源や物質を有効に利用することが重要であることを認識させることが主なねらいである。 また,科学技術の発展の過程や科学技術が人間生活に貢献していることについての認識を深めさせ,思考力,判断力,表現力等を育成することが主なねらいである。 -------------------------------- 思考力,判断力,表現力等を育成するに当たっては,自然環境の保全と科学技術の利用の在り方について多面的,総合的に捉え,科学的に考察して判断させるようにすることが大切である。 その際,話合いやレポートの作成,発表を適宜行わせるようにする。 -------------------------------- なお,「(イ)自然環境の保全と科学技術の利用」の学習は,第2分野の「(7)自然と人間」と関連付けて総合的に行い,自然環境の保全と科学技術の利用の在り方について科学的に考えさせ,持続可能な社会をつくっていくことが重要であることを認識させる。 |
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