cosnavi.jp |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
理科編 |
第2章 理科の目標及び内容 |
第2節 各分野の目標及び内容 |
[第2分野] |
2 第2分野の内容 |
以下に示す内容は,アとして知識及び技能,イとして思考力,判断力,表現力等を身に付けるよう指導することを示している。 |
(1) いろいろな生物とその共通点 |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(1) いろいろな生物とその共通点 身近な生物についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア いろいろな生物の共通点と相違点に着目しながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 身近な生物についての観察,実験などを通して,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだすとともに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現すること。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
小学校では,第3学年で「身の回りの生物」,第4学年で「人の体のつくりと運動」,「季節と生物」,第5学年で「植物の発芽,成長,結実」,第6学年で「人の体のつくりと働き」,「植物の養分と水の通り道」について学習している。 -------------------------------- ここでは,理科の見方・考え方を働かせ,身近な生物についての観察,実験などを行い,いろいろな生物の特徴を見いだして生物の体の基本的なつくりを理解させるとともに,見いだした特徴に基づいて生物を分類するための技能を身に付けさせ,思考力,判断力,表現力等を育成することが主なねらいである。 -------------------------------- 思考力,判断力,表現力等を育成するに当たっては,いろいろな生物の共通点や相違点を見いだし,それを基にして分類するなどして,問題を見いだし見通しをもって整理する力を養うことが重要である。 さらに,生物を分類するための観点や基準を見いだして表現させることが大切である。 その際,話合いや,レポートの作成,発表を適宜行わせることも大切である。 -------------------------------- また,生物の生活や特徴に関する観察の機会を意識的に設け,興味・関心を高めるようにする。 -------------------------------- なお,ここでの分類は,主として観察などによって見いだすことができる体のつくりを基準にして行われることに留意する。 また,体の働きに関する内容については「(3)生物の体のつくりと働き」において,進化に関する内容については「(5)生命の連続性」において扱われることに留意する。 |
関連場所へジャンプ |
→ 中学校理科編 目次 |
→ 小学校理科編 目次 |
→ 中学校学習指導要領(2017)目次 |
→ 学習指導要領ナビ トップページ |