cosnavi.jp |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
理科編 |
第2章 理科の目標及び内容 |
第2節 各分野の目標及び内容 |
[第2分野] |
2 第2分野の内容 |
(4) 気象とその変化 |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(4) 気象とその変化 身近な気象の観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア 気象要素と天気の変化との関係に着目しながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 気象とその変化について,見通しをもって解決する方法を立案して観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,天気の変化や日本の気象についての規則性や関係性を見いだして表現すること。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
小学校では,第4学年で「天気の様子」,「空気と水の性質」,第5学年で「天気の変化」について学習している。 -------------------------------- ここでは,理科の見方・考え方を働かせ,身近な気象の観察,実験などを行い,その観測記録や資料を基に,気象要素と天気の変化の関係に着目しながら,天気の変化や日本の天気の特徴を,大気中の水の状態変化や大気の動きと関連付けて理解させるとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けさせ,思考力,判断力,表現力等を育成することが主なねらいである。 -------------------------------- 思考力,判断力,表現力等を育成するに当たっては,気象とその変化に関する自然の事物・現象について,見通しをもって課題を解決する方法を立案して観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し,天気の変化や日本の気象についての規則性や関係性を見いだして表現させることが大切である。 -------------------------------- その際,レポートの作成や発表を適宜行わせ,科学的な根拠に基づいて表現する力などを育成することも大切である。 -------------------------------- また,天気とその変化に関する学習を進める際には,継続的な気象観測の機会を設け,興味・関心を高めるようにする。 -------------------------------- なお,天気の変化や日本の天気の特徴が大気中の水の状態変化や大気の動き,海洋の影響と関連していることを捉えさせ,気象とその変化について総合的に見ることができるようにすることが重要である。 |
関連場所へジャンプ |
→ 中学校理科編 目次 |
→ 小学校理科編 目次 |
→ 中学校学習指導要領(2017)目次 |
→ 学習指導要領ナビ トップページ |