言語が共通にもつ言葉の働きに関する事項である。
--------------------------------
自分が用いている言葉の働きを客観的に捉えることは,国語科で育成を目指す資質・能力の重要な要素である。
言葉がもつ働きに改めて気付くことで,生徒は言葉を自覚的に用いることができるようになる。
このため,言葉の働きのうち,相手の行動を促す働きに関する指導事項を第2学年に新設した。
--------------------------------
なお,外国語科においては,
〔思考力,判断力,表現力等〕の
(3)「A 言語の働きに関する事項」
において,
「言語活動を行うに当たり,
主として次に示すような
言語の使用場面や
言語の働き
を取り上げるようにする。」
として
「コミュニケーションを円滑にする」,
「気持ちを伝える」,
「事実・情報を伝える」,
「考えや意図を伝える」,
「相手の行動を促す」
といった言語の働きの例を示している。
このことを踏まえ,
指導に当たっては,
外国語科における指導
との関連を図り,
相互に指導の効果を高める
ことが考えられる。 |