イ 比較や分類,関係付けなどの情報の整理の仕方,引用の仕方や出典の示し方について理解を深め,それらを使うこと。
小学校第3学年及び第4学年の
〔知識及び技能〕の(2)イの
「比較や分類の仕方」
を理解し使うこと,
第5学年及び第6学年の
〔知識及び技能〕の(2)イの
「情報と情報との関係付けの仕方」
を理解し使うこと
を受けて,情報の整理の仕方について理解を深め使うことを示している。
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比較とは,
複数の情報を比べること,
分類とは,
複数の情報を
共通点や類似点に基づいて
類別することである。
また,
関係付けとは,
比較や分類以外の情報の整理の仕方を指し,例えば,複雑な事柄などを分解して捉えたり,多様な内容や別々の要素などをまとめたり,類似する点を基にして他のことを類推したり,一定のきまりを基に順序立てて系統化したりすることなどが挙げられる。
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指導に当たっては,例えば,
〔思考力,判断力,表現力等〕の
「A 話すこと・聞くこと」の(1)アやイ,
「B 書くこと」の(1)アやイなどの
材料を集めて整理したり,
構成を検討したりすることに関する指導事項,
「A 話すこと・聞くこと」の(1)エ,
「C 読むこと」の(1)アやウなどの
構造と内容を把握し精査・解釈することに関する指導事項
などとの関連を図ることが考えられる。
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引用の仕方や出典の示し方については,
小学校第3学年及び第4学年の
〔知識及び技能〕の(2)イの
「引用の仕方や出典の示し方」
を理解し使うことを受けて,
それらへの理解を深め使うことを示している。
具体的には,引用の際には,かぎ(「 」)でくくること,出典を明示すること,引用部分が適切な量であることなどについて理解を深めることを求めている。
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引用とは,
本や文章の一節や文,語句などを
そのまま抜き出すことである。
出典とは,
引用元の書物や典拠などのことである。
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引用する際には,文章に限らず,図表やグラフ,絵や写真などについても同様に扱うことに留意する必要がある。
出典については,その媒体に応じて,書名,著者名,発行年や掲載日,出版社,ウェブサイトの名称やアドレスなどを示すことにより,著作権に留意するとともに,情報の受け手が出典を知ることができるよう配慮することが必要である。
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指導に当たっては,例えば,
〔思考力,判断力,表現力等〕の
「B 書くこと」の(1)
「ウ 根拠を明確にしながら,自分の考えが伝わる文章になるように工夫すること。」
などとの関連を図ることが考えられる。 |