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中学校 学習指導要領 【解説】 |
社会編 |
第1章 総説 |
2 社会科の改訂の趣旨及び要点 |
(2)改訂の要点 |
〔地理的分野〕 |
地理的分野における改訂の要点は,主に次の5点である。 |
ア 世界と日本の地域構成に関わる内容構成の見直し |
「世界と日本の地域構成」については, 両大項目の最初に置かれた この「世界と日本の地域構成」を また,そこでの学習で その後の |
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(2)改訂の要点 |
〔地理的分野〕 |
イ 地域調査に関わる内容構成の見直し |
地域調査については,従前の 世界の様々な地域又は国を対象とする 生徒の生活舞台を対象とする という,対象地域によって異なる 生徒の生活舞台を 地域の将来像を構想する の二つの中項目に分け, -------------------------------- このことは, 技能の習得を中心とする学習と, |
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(2)改訂の要点 |
〔地理的分野〕 |
ウ 世界の諸地域学習における地球的課題の視点の導入 |
今回の改訂では, また,学校教育法の そこで, 世界の諸地域の多様性に関わる 地球的課題の視点を |
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(2)改訂の要点 |
〔地理的分野〕 |
エ 日本の諸地域学習における考察の仕方の柔軟化 |
中学校社会科の地理的分野学習の中心であった日本の諸地域に関する学習は,平成20年改訂によって,日本全体について任意に地域区分した上で,各地域の特色ある事象を中核に,それを他の事象と有機的に関連付けて地域的特色を捉えることとなった。 今回もこの趣旨を継承し, その際,平成20年改訂では, このたびは 適切に地域区分された このことによって, |
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(2)改訂の要点 |
〔地理的分野〕 |
オ 日本の様々な地域の学習における防災学習の重視 |
平成20年改訂以降,未曽有の災害である東日本大震災を経て,なお継続する地震被害,さらに全国各地で生起する台風や集中豪雨等による河川の決壊,土砂崩れなど,頻発する自然災害に対応した人々の暮らしの在り方を考えることは,我が国で生活する全ての人々にとって欠くことのできない「生きる力」である。 そこで,大項目「日本の様々な地域」にあっては,それを構成する四つの中項目を通して,我が国の自然災害や防災の実態などを踏まえた学習が可能となるように,適宜,自然災害やそこでの防災の事例が取り上げられるような構成としている。 -------------------------------- 例えば, 「日本の地域的特色と地域区分」では, 「日本の諸地域」では さらに 「地域調査の手法」, 調査手法,地域構想 いずれの学習においても 学習を深めること |
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