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| 中学校 学習指導要領 【解説】 |
| 数学編 |
| 第2章 数学科の目標及び内容 |
| 第2節 数学科の内容 |
| 2 各領域の内容の概観 |
| C 関数 |
| (1) 「関数」指導の意義 |
自然現象や社会現象などの考察においては,考察の対象とする事象の中にある対応関係や依存,因果などの関係に着目して,それらの諸関係を的確で簡潔な形で把握し表現することが有効である。 中学校数学科においても,いろいろな事象の中に潜む関係や法則を数理的に捉え,数学的に考察し表現できるようにすることをねらいとする。 -------------------------------- そのために,中学校数学科では,具体的な事象の中から二つの数量を取り出し,それらの変化や対応を調べることを通して,関数関係を見いだし考察し表現する力を3年間にわたって徐々に高めていくことが大切である。 -------------------------------- 中学校数学科の関数指導の意義については,次の二つの面が考えられる。 ・ 身の回りの具体的な事象を考察したり理解したりするに当たって,事象の中にある二つの数量の依存関係に着目し,表,式,グラフを用いて考察することが有用であること。 ・ 関数を用いて具体的な事象を捉え考察し表現することは,これまでの数学の学習の捉え直しやこれからの学習において重要な役割を果たすこと。 |
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