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中学校 学習指導要領 【解説】 |
数学編 |
第3章 各学年の目標及び内容 |
第2節 第2学年の目標及び内容 |
2 第2学年の内容 |
B 図形 |
B (2) 図形の合同 |
中学校 学習指導要領 【本文】 |
(2) 図形の合同について,数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 -------------------------------- ア 次のような知識及び技能を身に付けること。 (ア) 平面図形の合同の意味及び三角形の合同条件について理解すること。 (イ) 証明の必要性と意味及びその方法について理解すること。 -------------------------------- イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。 (ア) 三角形の合同条件などを基にして三角形や平行四辺形の基本的な性質を論理的に確かめたり,証明を読んで新たな性質を見いだしたりすること。 (イ) 三角形や平行四辺形の基本的な性質などを具体的な場面で活用すること。 |
〔用語・記号〕 定義 証明 逆 反例 ≡ |
[内容の取扱い] (1) 内容の「B図形」の(2)のイの(ア)に関連して,正方形,ひし形及び長方形が平行四辺形の特別な形であることを取り扱うものとする。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
(1)では,平面図形の角に関する性質を,平行線の性質を使って導き,根拠を基にして筋道立てて考え説明することを経験した。 ここでは,更に三角形の合同条件を使って,図形の性質を演繹(えき)的に確かめ,論理的に考察し表現する力を養うことをねらいとしている。 -------------------------------- 小学校算数科において,第3学年では二等辺三角形の性質について,また,第4学年では平行四辺形の性質について,それぞれ図形の角や辺に着目し,実験,実測,観察などによって調べてきている。 -------------------------------- 中学校第2学年では,数学的に推論することによって,図形の性質を調べることができるようにする。 さらに,調べる過程やその結果について説明し伝え合う活動を通して,適切に表現できるようにする。 |
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