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A 言語の働きに関する事項

 言語活動を行うに当たり,主として次に示すような言語の使用場面や言語の働きを取り上げるようにする。

 ここでは「言語の使用場面」や「言語の働き」について特に具体例を示している。

 これは,言語活動を行うに当たり,実際的な言語の使用場面の設定や,言語の働きを意識した指導において手掛かりとなるよう考慮したものである。

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 言語の使用場面については,「生徒の身近な暮らしに関わる場面」と「特有の表現がよく使われる場面」の二つに分けて示した。

 これらの例については,以下に示すとおりである。なお,言語の使用場面については,「生徒の身近な暮らしに関わる場面」を先に示し,「特有の表現がよく使われる場面」を後に示している。

 これは,言語の使用場面としては前者が主であり,様々な場面が想定されるからである。

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 言語の働きについては,前回改訂時より小学校と高等学校における分類との対応関係を分かりやすくするために統一を図っており,今回も「コミュニケーションを円滑にする」,「気持ちを伝える」,「情報を伝える」,「考えや意図を伝える」及び「相手の行動を促す」の五つに整理し,それぞれ代表的な例を示した。

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 なお,第1学年において言語活動を行う際には,小学校でも慣れ親しんだことのあるような身近な言語の使用場面や言語の働きを取り上げることで,中学校における外国語学習の円滑な導入を図ることが重要である。

 
 
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