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(2) 各学校において定める目標及び内容については,他教科等の目標及び内容との違いに留意しつつ,他教科等で育成を目指す資質・能力との関連を重視すること。

 各教科等は,それぞれ固有の目標と内容をもっている。

 それぞれが役割を十分に果たし,その目標をよりよく実現することで,教育課程は全体として適切に機能することになる。

 各学校においては,他教科等の目標及び内容との違いに十分留意し,目標及び内容を定めることが求められる。

 その上で,各学校において定める目標及び内容については,他教科等で育成を目指す資質・能力との関連を重視することが大切である。

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 総合的な学習の時間と
 他教科等で育成を目指す資質・能力
 との関連を重視するとは,
 各教科等の目標に示されている,
 育成を目指す資質・能力の
 三つの柱ごとに
 関連を考えることである。

 すなわち,
 「知識及び技能」,
 「思考力,判断力,表現力等」,
 「学びに向かう力,人間性等」
 のそれぞれにおいて
 資質・能力の関連を考えることであり,

 その際,
 各学校で定める目標及び内容が,
 他教科等における目標及び内容と
 どのような関係にあるかを
 意識しておくことがポイントとなる。

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 総合的な学習の時間は,
 教科等を越えた全ての学習の基盤
 となる資質・能力
 を育むとともに,

 各教科等で身に付けた資質・能力を
 相互に関連付け,
 学習や生活に生かし,
 それらが総合的に働くようにする
 ものである。

 

 このような形で
 各教科等の学習と
 総合的な学習の時間の学習が
 往還すること
 を意識し,

 例えば,
 各教科共通で
 特に重視したい態度などを
 総合的な学習の時間の目標において
 示したり,

 各教科等で育成する
 「知識及び技能」や
 「思考力,判断力,表現力等」
 が総合的に働くような内容を
 総合的な学習の時間において
 設定したりすること
 などが考えられる。

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 総合的な学習の時間で育成を目指す資質・能力と,他教科等で育成を目指す資質・能力との共通点や相違点を明らかにして目標及び内容を定めることは,冒頭に示した教育課程全体において各教科等がそれぞれに役割を十分に果たし,教育課程が全体として適切に機能することに大きく寄与する。

 そのためにも,総合的な学習の時間の目標及び内容を設定する際には,他教科等の資質・能力との関連を重視することが大切なのである。

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 このことは,中央教育審議会答申において示されたカリキュラム・マネジメントの三つの側面で考えるならば,特に

「各教科等の教育内容を相互の関係で捉え,学校の教育目標を踏まえた教科等横断的な視点で,その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと」

という側面に深く関係するものと考えることができる。

 
 
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