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中学校 学習指導要領 【解説】 |
総合的な学習の時間編 |
第5章 総合的な学習の時間の指導計画の作成 |
第4節 全体計画の作成 |
全体計画とは,指導計画のうち,学校として,総合的な学習の時間の教育活動の基本的な在り方を示すものである。 今回の改訂で,総合的な学習の時間の目標は,その学校の教育目標と直接つながるものである趣旨が示されたところである。 -------------------------------- 具体的には,各学校において定める目標,及び内容について明記するとともに,学習活動,指導方法,指導体制,学習の評価等についても,その基本的な内容や方針等を概括的・構造的に示すことが考えられる。 すなわち, @ 必須の要件として記すもの, A 基本的な内容や方針等を B その他, の三つに分けて考えられる。 -------------------------------- @ 必須の要件として記すもの ・ 各学校における教育目標 ・ 各学校において定める目標 ・ 各学校において定める内容 (目標を実現するにふさわしい -------------------------------- A 基本的な内容や方針等を ・ 学習活動 ・ 指導方法 ・ 指導体制 ・ 学習の評価 -------------------------------- B その他, 具体的には, ・ 年度の重点・地域の実態・学校の実態・生徒の実態・保護者の願い・地域の願い・教職員の願い ・ 各教科等との関連・地域との連携・小学校や高等学校等との連携・近隣の中学校との連携 など |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
第4節 全体計画の作成 |
@の事項について |
※当枠の内容は、見やすさのため再掲 @ 必須の要件として記すもの ・ 各学校における教育目標 ・ 各学校において定める目標 ・ 各学校において定める内容 (目標を実現するにふさわしい |
@に示す三つの事項については,本章で述べてきた通りである。 |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
第4節 全体計画の作成 |
Aの事項について |
※当枠の内容は、見やすさのため再掲 A 基本的な内容や方針等を ・ 学習活動 ・ 指導方法 ・ 指導体制 ・ 学習の評価 |
Aの概括的に示す四つの事項 -------------------------------- 参考として, あくまで一例であり, |
[学習活動] |
・ 第1学年は地域,環境, ・ 学級ごとに1年間1テーマでの取組を基本として実施 ・ 学年合同で行う単元と,学級独自で行う単元を設けて実施 ・ 第3学年は個別探究による卒業研究を実施 ・ 農業体験は年間を通しての帯単元として実施 ・ 10月と2月の発表会を節目とした単元展開の工夫 など |
[指導方法] |
・ 生徒の課題意識を連続発展させる支援 ・ 個に応じた指導の工夫 ・ 諸感覚を駆使する体験活動の重視 ・ 協働的な学習活動の充実 ・ 教科等との関連的な指導の重視 ・ 対話を中心とした個別支援の徹底 ・ 言語活動による体験の意味の自覚化 など |
[指導体制] |
・ 運営委員会における校内の連絡調整と支援体制の確立 ・ カリキュラム管理室を拠点とした情報の集積と活用 ・ 地域学校協働活動推進員等のコーディネーターとの連携体制 ・ 地域教育力の人材バンクへの登録と効果的運用 ・ ティーム・ティーチングの日常化 ・ ワークショップ研修の重視 ・ 担任外の教職員による支援体制の樹立 ・ メディアセンターとしての余裕教室の整備・充実 など |
[学習の評価] |
・ ポートフォリオを活用した評価の充実 ・ 観点別学習状況を把握するための評価規準の設定 ・ 個人内評価の重視 ・ 指導と評価の一体化の充実 ・ 学期末,学年末における指導計画の評価の実施 ・ 授業分析による学習指導の評価の重視 ・ 学校運営協議会における教育課程に対する評価の実施 など |
中学校 学習指導要領 【解説】 |
第4節 全体計画の作成 |
Bの事項について |
※当枠の内容は、見やすさのため再掲 B その他, 具体的には, ・ 年度の重点・地域の実態・学校の実態・生徒の実態・保護者の願い・地域の願い・教職員の願い ・ 各教科等との関連・地域との連携・小学校や高等学校等との連携・近隣の中学校との連携 など |
Bのその他, 全体計画の書式については, また, |
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→ 中学校 総合的な学習の時間編 目次 |
→ 小学校 総合的な学習の時間編 目次 |
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