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ア 次のような知識及び技能を身に付けること。

(ウ) 貴族の生活や文化を手掛かりに,日本風の文化が生まれたことを理解すること。

(シ) 遺跡や文化財,地図や年表などの資料で調べ,まとめること。

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イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。

(ア) 世の中の様子,人物の働きや代表的な文化遺産などに着目して,我が国の歴史上の主な事象を捉え,我が国の歴史の展開を考えるとともに,歴史を学ぶ意味を考え,表現すること。

 この内容は,京都に都が置かれた頃の貴族の生活や文化についての学習で身に付ける事項を示している。
 
 

 アは,「知識及び技能」に関わる事項である。

 アの(ウ)は,知識に関わる事項である。

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 貴族の生活や文化については,

貴族の屋敷の様子や藤原道長(ふじわらのみちなが)に代表される貴族の生活の様子,紫式部(むらさきしきぶ)や清少納言(せいしょうなごん)が我が国独自のかな文字を使って優れた文学作品をつくり出したこと,貴族の生活の様子を描いた大和絵などがつくられたことなどが分かることである。

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 これらのことを手掛かりに,京都に都が置かれた頃,日本風の文化が生まれたことを理解できるようにする。

アの(シ)は,技能に関わる事項である。

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 例えば,貴族の暮らしの様子や,紫式部(むらさきしきぶ)や清少納言(せいしょうなごん)の活躍などを資料で調べ,まとめることが考えられる。

 ここでは,絵画などの資料から生活や文化に関する情報を適切に読み取る技能,調べたことをまとめる技能などを身に付けるようにすることが大切である。

 
 

 イの(ア)は,「思考力,判断力,表現力等」に関わる事項である。

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 ここでは,社会的事象の見方・考え方を働かせ,例えば,貴族はどのような生活をしていたか,どのような作品を残したかなどの問いを設けて,この頃の貴族の服装や建物,日常の生活や行事などの様子や紫式部(むらさきしきぶ)や清少納言(せいしょうなごん)の作品について調べ,これらの事象を関連付けたり総合したりして,この頃の文化の特色を考え,文章で記述したり説明したりすることが考えられる。

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 実際の指導に当たっては,例えば,十二単(ひとえ)や貴族の服装などから貴族の生活の様子を想像する学習,寝殿造の屋敷における貴族の生活の様子を調べる学習,当時の貴族が行っていた,現在にまで受け継がれている年中行事を調べる学習などが考えられる。

 
 
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