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 数学的活動は,「A数と計算」,「B図形」,「C測定」,「C変化と関係」及び「Dデータの活用」の五つの領域に並列に示しているが,五つの領域とは縦軸と横軸の関係にあり,小学校算数科の教育課程全体に構造的に位置付けられる。

 つまり,数学的活動を五つの領域の指導内容からいったん切り離した上で,事象を数理的に捉え,算数の問題を見いだし,問題を自立的,協働的に解決する過程を遂行するという観点から三つもしくは四つの活動に集約して,五つの領域を包括し,算数科の内容に位置付けている。

 これらの数学的活動は,五つの領域の内容やそれらを相互に関連付けた内容の学習を通して実現されるものであり,数学的活動を五つの領域の内容と別に指導することを意味するものではない。

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