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小学校 学習指導要領 【解説】 |
算数編 |
第3章 各学年の内容 |
第3節 第3学年の目標及び内容 |
2 第3学年の内容 |
C 測定 |
C(2)時刻と時間 |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
(2) 時刻と時間に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 -------------------------------- ア 次のような知識及び技能を身に付けること。 (ア) 秒について知ること。 (イ) 日常生活に必要な時刻や時間を求めること。 -------------------------------- イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。 (ア) 時間の単位に着目し,時刻や時間の求め方について考察し,日常生活に生かすこと。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
第2学年までに,時刻を読んだり,単位の関係を理解したりして,時刻や時間を日常生活に関連付けられるように指導してきた。 第3学年では,時間の単位に着目し,日常生活の中で必要になる時刻や時間を捉える際に,数学的な見方・考え方を働かせ,日常生活に必要な時刻や時間を求めることを主なねらいとしている。 -------------------------------- 第3学年の時刻と時間の学習では,児童が秒への関心をもち,体験を通して,必要になる時刻や時間を測定して表したり,必要な時刻や時間の求め方を考察したりしようとする態度を養う。 ここで育成する資質・能力は,日常生活に必要な時刻や時間を求めることや第5学年の速さの考察に生かされるものである。 |
(イ) 時刻や時間を求めること |
ここでは,日常生活で必要となる場合について,時刻や時間を求めることができるようにする。 -------------------------------- 日常生活で必要となる時間については,例えば,家から学校まで歩いてかかる時間や読書にかかる時間などである。 -------------------------------- 時刻や時間を求めることについては,実際に時計の模型の針を動かし,針が進んだ目盛りの数を数えたり,数直線上に表された時刻や時間を読んだりすることを指導する。 その際,正時(分や秒の端数の付かない時刻)や正午を区切りとして考えることにも触れることが考えられる。 -------------------------------- 計算によって求める場合には,日常生活で必要となる場面で指導するようにし,いたずらに複雑な単位の換算は避けるようにする。 |
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