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小学校 学習指導要領 【解説】 |
算数編 |
第3章 各学年の内容 |
第5節 第5学年の目標及び内容 |
2 第5学年の内容 |
C 変化と関係 |
C(2)異種の二つの量の割合 |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
(2) 異種の二つの量の割合として捉えられる数量に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 -------------------------------- ア 次のような知識及び技能を身に付けること。 (ア) 速さなど単位量当たりの大きさの意味及び表し方について理解し,それを求めること。 -------------------------------- イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。 (ア) 異種の二つの量の割合として捉えられる数量の関係に着目し,目的に応じて大きさを比べたり表現したりする方法を考察し,それらを日常生活に生かすこと。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
第5学年では,これまでに学習した量のほかに,異種の二つの量の割合として捉えられる数量があることを学習する。 異種の二つの量の割合として捉えられる数量の比べ方や表し方について理解し,その数量を求めるとともに,目的に応じて大きさを比べたり表現したりする方法を日常生活に生かすことができるようにすることを主なねらいとしている。 -------------------------------- 第5学年の速さなど単位量当たりの大きさの学習においては,基本的な量の性質をもっていない量を比較するのは初めてであるので,異種の二つの量の割合として捉えられる量を比べることの意味を十分理解できるようにすることが大切である。 この意味の理解に基づいて,目的に応じて速さや人口密度などを考察する方法を工夫し,日常の事象の解決に活用することができる資質・能力の育成を目指すことが大切である。 -------------------------------- ここで育成される資質・能力は,児童の生活に生かされるだけでなく,小学校のこれからの算数の学習や,中学校の理科における考察にも生かされるものとなる。 |
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