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(内容の取扱い)

(1) 内容の「A物質・エネルギー」の指導に当たっては,3種類以上のものづくりを行うものとする。

 風やゴムの力の働きを活用したものづくりとしては,風やゴムの力を動力に変換するという観点から,例えば,物を動かすことを目的とした,風やゴムの力で動く自動車や風車などが考えられる。

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 光の性質を活用したものづくりとしては,日光により物の明るさや暖かさが変わるという観点から,例えば,平面鏡を使って物を明るくしたり暖かくしたりすることを目的とした装置などが考えられる。

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 音の性質を活用したものづくりとしては,音は,様々な物が震えることで伝わるという観点から,離れた場所や同時に複数の場所に音声を伝えることを目的とした糸電話などが考えられる。

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 磁石の性質を活用したものづくりとしては,磁石の異極は引き合い,同極は退け合うという観点から,例えば,極の働きや性質を使って物を動かすことを目的とした自動車や船などが考えられる。

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 乾電池や豆電球などを使った,電気の性質を活用したものづくりとしては,回路ができると電気が通るという観点から,例えば,回路につないだ豆電球などを動作させたり止めたりすることを目的としたスイッチ,電気を通す物であるかどうかを調べることを目的としたテスターなどが考えられる。

 
 
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