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 振り子の運動の規則性について,振り子が1往復する時間に着目して,おもりの重さや振り子の長さなどの条件を制御しながら調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

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ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。

(ア) 振り子が1往復する時間は,おもりの重さなどによっては変わらないが,振り子の長さによって変わること。

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イ 振り子の運動の規則性について追究する中で,振り子が1往復する時間に関係する条件についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。

 本内容は,第3学年「A(2)風とゴムの力の働き」の学習を踏まえて,「エネルギー」についての基本的な概念等を柱とした内容のうちの「エネルギーの捉え方」に関わるものであり,第6学年「A(3)てこの規則性」の学習につながるものである。

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 ここでは,児童が,振り子が1往復する時間に着目して,おもりの重さや振り子の長さなどの条件を制御しながら,振り子の運動の規則性を調べる活動を通して,それらについての理解を図り,観察,実験などに関する技能を身に付けるとともに,主に予想や仮説を基に,解決の方法を発想する力や主体的に問題解決しようとする態度を育成することがねらいである。

 
 

(ア) 振り子が1往復する時間に着目して,おもりの重さ,振り子の長さ,振れ幅などの条件を制御しながら,振り子が1往復する時間を変化させる条件を調べる。

 これらの活動を通して,振り子の運動の規則性についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現するとともに,振り子が1往復する時間は,おもりの重さなどによっては変わらないが,振り子の長さによって変わることを捉えるようにする。

 
 

 ここでの指導に当たっては,振り子の長さや振れ幅を一定にしておもりの重さを変えるなど,変える条件と変えない条件を制御しながら実験を行うことによって,実験の結果を適切に処理し,考察することができるようにする。

 その際,振れ幅が極端に大きくならないように適切な振れ幅で実験を行うようにする。

 また,振り子の長さは糸などをつるした位置からおもりの重心までであることに留意する。

 さらに,伸びの少ない糸などを用いることや,おもりの数を増やして実験するときに,おもりを下につなげてつるすと振り子の長さも変わってしまうことがあること,測定中の振れ幅の減少ができるだけ小さい振り子を使用することなどに留意する必要がある。

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 他教科等との関連として,実験を複数回行い,その結果を処理する際には,算数科の学習と関連付けて適切に処理できるようにする。

 
 
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