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 天気の変化の仕方について,雲の様子を観測したり,映像などの気象情報を活用したりする中で,雲の量や動きに着目して,それらと天気の変化とを関係付けて調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

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ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。

(ア) 天気の変化は,雲の量や動きと関係があること。

(イ) 天気の変化は,映像などの気象情報を用いて予想できること。

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イ 天気の変化の仕方について追究する中で,天気の変化の仕方と雲の量や動きとの関係についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現すること。

(内容の取扱い)

(6) 内容の「B生命・地球」の(4)のアの(イ)については,台風の進路による天気の変化や台風と降雨との関係及びそれに伴う自然災害についても触れること。

 本内容は,第4学年「B(4)天気の様子」の学習を踏まえて,「地球」についての基本的な概念等を柱とした内容のうちの「地球の大気と水の循環」に関わるものであり,中学校第2分野「(4)気象とその変化」の学習につながるものである。

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 ここでは,児童が,雲の量や動きに着目して,それらと天気の変化とを関係付けて,天気の変化の仕方を調べる活動を通して,それらについての理解を図り,観察,実験などに関する技能を身に付けるとともに,主に予想や仮説を基に,解決の方法を発想する力や主体的に問題解決しようとする態度を育成することがねらいである。

 
 

(ア) 雲の量や動きに着目して,それらと天気の変化とを関係付けて,1日の雲の量や動きを調べる。

 これらの活動を通して,天気の変化の仕方についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現するとともに,天気の変化は,雲の量や動きと関係があることを捉えるようにする。

 また,実際に観察した結果から,雲の形や量,動きの多様さに触れ,雲には様々なものがあることを捉えるようにする。

(イ) 数日間の雲の量や動きに着目して,それらと気象衛星などから得た雲の量や動きの情報とを関係付けて,天気の変化の仕方を調べる。

 これらの活動を通して,天気の変化の仕方についての予想や仮説を基に,解決の方法を発想し,表現するとともに,天気はおよそ西から東へ変化していくという規則性があり,映像などの気象情報を用いて予想ができることを捉えるようにする。

 その際,台風の進路についてはこの規則性が当てはまらないことや,台風がもたらす降雨は短時間に多量になることにも触れるようにする。

 
 

ここで扱う対象としては,雨に関係する雲として,例えば,乱層雲や積乱雲などが考えられる。

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 ここでの指導に当たっては,身近な自然現象としての雲を観察することにより,気象現象に興味・関心をもち,天気を予想することができるようにする。

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 日常生活との関連としては,長雨や集中豪雨,台風などの気象情報から,自然災害に触れるようにする。

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 なお,雲を野外で観察する際には,気象情報に注意するとともに,太陽を直接見ないように指導し,事故防止に配慮するように指導する。

 
 
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