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(1) 物質・エネルギー

@ 燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの規則性及び電気の性質や働きについての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。

A 燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの規則性及び電気の性質や働きについて追究する中で,主にそれらの仕組みや性質,規則性及び働きについて,より妥当な考えをつくりだす力を養う。

B 燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの規則性及び電気の性質や働きについて追究する中で,主体的に問題解決しようとする態度を養う。

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(2) 生命・地球

@ 生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。

A 生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係について追究する中で,主にそれらの働きや関わり,変化及び関係について,より妥当な考えをつくりだす力を養う。

B 生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係について追究する中で,生命を尊重する態度や主体的に問題解決しようとする態度を養う。

 第6学年の目標は,自然の事物・現象について,理科の見方・考え方を働かせ,問題を追究する活動を通して,燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの規則性及び電気の性質や働き,生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにするとともに,問題解決の力や生命を尊重する態度,主体的に問題解決しようとする態度を養うことである。

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 特に,本学年では,学習の過程において,自然の事物・現象から見いだした問題について追究し,より妥当な考えをつくりだすといった問題解決の力を育成することに重点が置かれている。

 
 

 本区分では,燃焼の仕組み,水溶液の性質,てこの規則性及び電気の性質や働きについての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにするとともに,主にこれらの仕組みや性質,規則性及び働きについて,より妥当な考えをつくりだすといった問題解決の力や主体的に問題解決しようとする態度を養うことが目標である。

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 ここでは,「粒子」についての基本的な概念等を柱とした内容として,「A(1)燃焼の仕組み」,「A(2)水溶液の性質」を設定する。

 「A(1)燃焼の仕組み」については,空気の変化に着目して,物の燃え方を多面的に調べ,燃焼の仕組みを捉えるようにする。

 「A(2)水溶液の性質」については,溶けている物に着目して,それらによる水溶液の性質や働きの違いを多面的に調べ,水溶液の性質や働きを捉えるようにする。

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 また,「エネルギー」についての基本的な概念等を柱とした内容として,「A(3)てこの規則性」,「A(4)電気の利用」を設定する。

 「A(3)てこの規則性」については,力を加える位置や力の大きさに着目して,これらの条件とてこの働きとの関係を多面的に調べ,てこの規則性を捉えるようにする。

 「A(4)電気の利用」については,電気の量や働きに着目して,それらを多面的に調べ,発電や蓄電,電気の変換を捉えるようにする。

 
 

 本区分では,生物の体のつくりと働き,生物と環境との関わり,土地のつくりと変化,月の形の見え方と太陽との位置関係についての理解を図り,観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにするとともに,主にこれらの働きや関わり,変化及び関係について,より妥当な考えをつくりだすといった問題解決の力や生命を尊重する態度,主体的に問題解決しようとする態度を養うことが目標である。

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 ここでは,「生命」についての基本的な概念等を柱とした内容として,「B(1)人の体のつくりと働き」,「B(2)植物の養分と水の通り道」,「B(3)生物と環境」を設定する。

 「B(1)人の体のつくりと働き」については,体のつくりと呼吸,消化,排出及び循環の働きに着目して,生命を維持する働きを多面的に調べ,人や他の動物の体のつくりと働きを捉えるようにする。

 「B(2)植物の養分と水の通り道」については,植物の体のつくりと体内の水などの行方や葉で養分をつくる働きに着目して,生命を維持する働きを多面的に調べ,植物の体のつくりと働きを捉えるようにする。

 「B(3)生物と環境」については,生物と水,空気及び食べ物との関わりや,人と環境との関わりに着目して,それらを多面的に調べ,生物と環境との関わりを捉えるようにする。

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 また,「地球」についての基本的な概念等を柱とした内容として,「B(4)土地のつくりと変化」,「B(5)月と太陽」を設定する。

 「B(4)土地のつくりと変化」については,土地やその中に含まれる物に着目して,土地のつくりやでき方を多面的に調べ,土地のつくりと変化を捉えるようにする。

 「B(5)月と太陽」については,月と太陽の位置に着目して,これらの位置関係を多面的に調べ,月の形の見え方と月と太陽の位置関係を捉えるようにする。

 
 
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