cosnavi.jp |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
道徳編 |
第3章 道徳科の内容 |
第1節 内容の基本的性格 |
2 内容の取扱い方 |
第2に示す内容項目は,関連的,発展的に捉え,年間指導計画の作成や指導に際して重点的な扱いを工夫することで,その効果を高めることができる。 |
イ 発展性を考慮する |
「第1学年及び第2学年」と「第3学年及び第4学年」の内容項目は,全てが「第5学年及び第6学年」の内容に発展されるように構成されている。 -------------------------------- 例えば,「家族愛,家庭生活の充実」に関する内容項目については,第1学年から第6学年まで一貫して父母,祖父母を敬愛する態度を養い,「第1学年及び第2学年」では「進んで家の手伝いなどをして,家族の役に立つこと」,「第3学年及び第4学年」では,「家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくること」,「第5学年及び第6学年」では,「家族の幸せを求めて,進んで役に立つことをすること」を強調している。 このように,児童の発達の段階に応じて,家族との関わりを徐々に深めて,家庭を担うものとして自覚ある行動ができるよう発展的に内容項目を示している。 -------------------------------- 6学年間を見通した発展性を十分に配慮した計画の下に,各学年段階において重点化されている内容項目を適切に指導することが大切である。 |
関連場所へジャンプ |
→ 小学校道徳編 目次 |
→ 中学校道徳編 目次 |
→ 小学校学習指導要領(2017)目次 |
→ 学習指導要領ナビ トップページ |