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(7) 目標を実現するにふさわしい探究課題及び探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力については,教科等を越えた全ての学習の基盤となる資質・能力が育まれ,活用されるものとなるよう配慮すること。

 目標を実現するにふさわしい探究課題及び探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力については,教科等を越えた全ての学習の基盤となる資質・能力が育まれ,活用されるものとなるよう配慮することが大切である。

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 第1章総則の第2の2の(1)
 においても,
 「学習の基盤となる資質・能力」
 として,
 言語能力,
 情報活用能力(情報モラルを含む。),
 問題発見・解決能力

 等を挙げており,

 総合的な学習の時間においても,
 教科等を越えた全ての学習の基盤
 となる資質・能力としては,
 それぞれの学習活動との関連
 において,

 言語活動を通じて育成される
 言語能力
 (読解力や語彙力等を含む。),

 言語活動や
 ICT を活用した学習活動等
 を通じて育成される情報活用能力,

 問題解決的な学習
 を通じて育成される
 問題発見・解決能力

 などが考えられる。

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 これらは,
 他教科等でも,
 その教科等の特質に応じて展開される
 学習活動
 との関連において
 育成が目指されることになる。

 

 総合的な学習の時間においては,

 児童自らが課題を設定して取り組む,

 実社会・実生活の中にある
 複雑な問題状況
 の解決に取り組む,

 答えが一つに定まらない問題を扱う,

 多様な他者と
 協働したり対話したりしながら
 活動を展開する

 など,
 この時間ならではの学習活動の特質を
 存分に生かす方向で,
 教科等を越えた全ての学習の基盤
 となる資質・能力の育成
 に貢献することが期待されている。

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 総合的な学習の時間では,
 従来から,
 各学校において
 「育てようとする資質や能力及び態度」
 の例として
 「学習方法に関すること」を挙げ,

 例えば,
 情報を収集し分析する力,
 分かりやすくまとめ表現する力
 などを育成する
 といった視点を
 示してきたところであり,

 今回の改訂により,
 改めてその趣旨が明確にされた
 と言える。

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 なお,このことについては,
 本解説第4章第1節の1の(3)
 においても改めて説明する。

 
 
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