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(8) 国際理解に関する学習を行う際には,探究的な学習に取り組むことを通して,諸外国の生活や文化などを体験したり調査したりするなどの学習活動が行われるようにすること。

 グローバル化が一層進む中で,横断的・総合的な課題として国際理解に関する課題を扱い,探究的な学習を通して取り組んでいくことは,意義のあることである。

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 その際には,広く様々な国や地域を視野に入れ,外国の生活や文化を体験し慣れ親しむことや,衣食住といった日常生活の視点から,日本との文化の違いやその背景について調査したり追究したりすることが重要である。

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 例えば,地域に暮らす外国人や外国生活経験者に協力を得て,諸外国の料理を作って食べる体験を通して,食材の違いや気候・風土との関係について考えたり,食べ方の習慣とその歴史や文化について調べたり,我が国の習慣や文化と比べたり,体験したことを議論したり発表したりするなど,幅広く学習を展開することが重要である。

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 また,日本と諸外国との関係について学ぶ際に,例えば地球温暖化や食料の輸出入の問題のように,価値が対立する問題に出会うことがある。

 そのような問題を積極的に生かして,世界中には多様な考え方や価値が存在することを実感できるような場面を設定することも考えられる。

 また,それを解決する方法を考えたり,討論したりする学習を通して,国際的に協調して取り組むことの重要さや難しさについて,考える機会を設けることも想定できる。

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 なお,スキルの習得に重点を置くなど単なる外国語の学習を行うことは,これまでと同様,総合的な学習の時間にふさわしい学習とは言えない。

 国際理解に関する学習を行っている学校においては,探究的な学習として適切な学習が行われるよう,丁寧な点検を行わなければならない。

 
 
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