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 先に記した単元の計画を具体的に表現するには,例えば,次に示す項目を学習指導案に位置付けることが考えられる。

 以下にその項目を記す。

 総合的な学習の時間において,どのような学習が展開されるかを一言で端的に表現したものが単元名である。

 総合的な学習の時間の単元名については,例えば,次の点に配慮することが大切である。

 一つ目は,児童の学習の姿が具体的にイメージできる単元名にすることである。

 二つ目は,学習の高まりや目的が示唆できるようにすることである。

 どのような学習を通して,児童にどのような資質・能力を育成することを目指すのかを明確に示したものが単元目標である。

 各学校の目標や内容を視野に入れ,中核となる学習活動を基に構成することが考えられる。

 なお,目標の表記については,一文で示す場合,箇条書きにする場合などが考えられる。

 単元を構想し,構成する際には,児童の実態を明確に把握する必要がある。

 特に,目標を実現するにふさわしい探究課題,探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力について,どのような実態であるかを把握しておくことが欠かせない。

 また,中核となる学習活動について,どのような経験をもっているのかも明らかにする必要がある。

 教材とは,児童の学習を動機付け,方向付け,支える学習の素材のことである。

 単元計画の中に教材について記すに当たっては,教材の紹介にとどまらず,児童がその教材に出会うことによって学ぶ学習事項について分析し,教材のどこに価値があるのかを具体的に記すことが大切である。

 単元の展開では,目標を実現するにふさわしい探究課題,探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力,児童の興味・関心を基に中核となる学習活動を設定する。

 
 

 単元の学習を通して,どのような概念的な知識を児童に獲得してほしいのか,どのような思考力,判断力,表現力等や学びに向かう力,人間性等の伸長を期待しているのかを明確にし,児童の興味・関心から始まる学習活動の連続が,探究的な学習活動となるよう単元を構想しなければならない。

 この段階では,具体的な時数や学習環境なども視野に入れ,単元の展開を具体化することが求められ る。

 
 
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