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小学校 学習指導要領 【解説】 |
外国語活動編 |
第2章 外国語活動の目標及び内容 |
第2節 英語 |
1 目標 |
(2) 話すこと[やり取り] |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
ア 基本的な表現を用いて挨拶,感謝,簡単な指示をしたり,それらに応じたりするようにする。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
この目標では,基本的な表現を用いて,挨拶を交わしたり,感謝の気持ちを述べ合ったり,簡単な指示をしたりそれに応えたりすることを示している。 -------------------------------- その際,英語に初めて触れる児童にとって,安心してコミュニケーションが図れるように,学級の友達や教師,知っているALT等とのやり取りを設定することが大切である。 -------------------------------- ここでの挨拶や感謝,簡単な指示が機械的なやり取りに終わらないように,挨拶や感謝をしたり,簡単な指示を出したりそれに応じたりする必然性のある場面設定を行うことが必要である。 そうすることで,英語に初めて触れる中学年の最初に言葉を用いて「やり取り」をすることの大切さ,楽しさを,実際に簡単な挨拶や感謝をするなどの活動を通して実感させることができるのである。 -------------------------------- また,この項目は, |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
イ 自分のことや身の回りの物について,動作を交えながら,自分の考えや気持ちなどを,簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合うようにする。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
この目標では,アの項目を踏まえて,自分の考えや気持ちなどを伝え合うことを示している。 その際,英語に初めて触れる段階であることを踏まえ,児童が興味・関心をもつ自分のことや身の回りの物を題材にしながらも,事実だけでなく自分の考えや気持ちなどを伝え合うことが大切である。 また,その際には,言葉だけでなく,動作や表情を手掛かりにすることで,相手の意図をよりよく理解したり,動作を加えて話すことで,自分の考えや気持ちをより分かりやすく伝えたりすることを児童が実感できるようにすることも重要である。 外国語活動が英語との初めての出会いの場であることを考えると,児童の知っている英語の語句や表現が十分でないことも考えられる。それを補うためにも,動作や表情を交えることが重要である。 -------------------------------- また,この項目は, 中学年の外国語活動で十分に |
小学校 学習指導要領 【本文】 |
ウ サポートを受けて,自分や相手のこと及び身の回りの物に関する事柄について,簡単な語句や基本的な表現を用いて質問をしたり質問に答えたりするようにする。 |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
この目標では,ア及びイの項目を踏まえた上で,簡単な語句や基本的な表現を用いて質問をしたり質問に答えたりすることを示している。 その際,英語に初めて触れる段階であることを踏まえ,児童が興味・関心をもつ自分のことや身の回りの物を題材に,簡単な語句や基本的な表現を用いてやり取りをすることが大切である。 -------------------------------- また,英語に初めて触れる段階であることを考えると,いくら簡単な語句や基本的な表現を用いているからとはいえ,質問をしたり質問に答えたりすることに抵抗感をもつ児童がいることが考えられる。 そこで,教師やALT,グループやペアの友達の「サポートを受け」ながら,質問ができた,質問に答えられたという達成感をもたせることの大切さを示している。 こうした達成感が,高学年以降の外国語学習への意欲につながる。 この項目は, 中学年の外国語活動において, |
小学校 学習指導要領 【解説】 |
1 目標 |
(1) 聞くこと |
(2) 話すこと[やり取り] |
(3) 話すこと[発表] |
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