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ア 身の回りの物について,人前で実物などを見せながら,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すようにする。

 この目標では,身の回りの物について,人前で話すようにすることを示している。

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 英語に初めて触れる段階であることや,人前での発表であることを踏まえ,十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いて,実物やイラスト,写真などを見せながら話すこととしている。

 これは,話し手にとっては話す内容を想起させ,発表内容を明らかにさせることになり,また,聞き手に分かりやすく情報を提供することにもなる。

 その際,難しい語句や表現を暗記させて発表させることがないように留意することが重要である。これは,後述のイ及びウの項目にも該当する。

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 この項目は,
 高学年の外国語科
 (4)「話すこと[発表]」ア
 「日常生活に関する身近で簡単な事柄
  について,
  簡単な語句や基本的な表現を用いて
  話すことができるようにする」
 ことにつながるものである。

 
 

イ 自分のことについて,人前で実物などを見せながら,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すようにする。

 この目標では,アの項目を踏まえた上で,自分のことについて,人前で話すようにすることを示している。

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 話す内容も,アでの「身の回りの物について」から,好き嫌いや欲しい物など,自分のことについて話すことになる。

 自分のことについてであり,また,学級の友達のことについても知る機会であることから,話したり聞いたりすることに興味・関心が高まることが期待できる。

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 アと同様に,十分に慣れ親しんだ語句や基本的な表現を用いて,実物やイラスト,写真などを見せながら話すことは,話し手にとっては話す内容を想起させ,発表内容を明らかにさせることになると同時に,聞き手にとって分かりやすく情報を提供することにもなる。

 また,この項目は,
 高学年の外国語科
 (4)「話すこと[発表]」イ
 「自分のことについて,
  伝えようとする内容を整理した上で,
  簡単な語句や基本的な表現を用いて
  話すことができるようにする」
 ことにつながるものである。

 
 

ウ 日常生活に関する身近で簡単な事柄について,人前で実物などを見せながら,自分の考えや気持ちなどを,簡単な語句や基本的な表現を用いて話すようにする。

 この目標では,ア及びイの項目を踏まえた上で,日常生活に関する身近で簡単な事柄について,人前で自分の考えや気持ちなどを話すようにすることを示している。

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 アの「身の回りの物」,イの「自分のこと」の段階を踏んで,ここでは,時刻や曜日,場所などの日常生活に関する身近で簡単な事柄について自分の考えや気持ちなどを話すことになる。

 また,英語に初めて触れる段階であり,ア及びイと同様に,十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現であることに加え,実物やイラスト,写真などを見せながらの発表であることに留意する必要がある。

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 この項目は,
 高学年の外国語科
 (4)「話すこと[発表]」ウ
 「身近で簡単な事柄について,
  伝えようとする内容を整理した上で,
  自分の考えや気持ちなどを,
  簡単な語句や基本的な表現を用いて
  話すことができるようにする」
 ことにつながるものである。

 そのため,
 ある程度話す内容を準備した上で,
 徐々に簡単なまとまりのある話をする
 ようにしていくことが大切である。

 
 
 
 
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